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温泉発電

 今日のフジサンケイビジネスアイに「温泉発電 10年実用化へ 地熱技術開発が実証実験」という記事が掲載されていました。

 温泉発電は、低沸点のアンモニアに水を混ぜた水溶液を、温泉の熱で蒸発させ、発生する蒸気でタービンを回して発電する仕組みです。11/11にこのブログで「海洋温度差発電」を紹介しましたが、温泉の熱を利用するというところは違いましが、原理は同じですね。温泉発電の特徴は、
①電気の安定供給が可能(24時間発電可能)
②発電時に騒音が発生しない
③天候に左右されないエネルギーを利用
④設置費用が少ない(構造物が不要)
⑤熱交換後の温泉、冷水が活用できる(熱を奪うのではなく、温度差があればいい)

 日本の温泉分布は2005年で3868カ所に上るそうです。入浴に適さない湯温50度以上の温泉も多く、多くの旅館では高温温泉水を未利用のまま捨てているのが実情ですから、これを利用できるというわけです。最近は温泉ブームで、環境省によると、温泉は毎年344カ所ほど増えると推定されています。

 考えてみますと、温度差があれば発電できるのですから、私たちの周りには未利用資源がいっぱいあるかもしれませんね。たとえば、家庭用暖房熱やボイラー廃熱、工場やゴミ焼却施設の廃熱利用などです。「ちりも積もれば山となる」で、地上に溢れ、捨てているエネルギーを活用することにより、ユニークな温度差発電はもっと出てくるのではないでしょうか。

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