« CO2削減に"規制"は必要か | トップページ | 家電リサイクル 不適切処理相次ぐ »

グリーン電力、個人に販売

 今朝の日経新聞に「グリーン電力、個人に販売」という記事が掲載されていました。

 ソニーが、風力や太陽光など自然エネルギーで発電した電力を小口化して個人向けに販売するサービスを始めるそうです。携帯電話などから小口で購入できるサービスは国内初となります。ソニーのインターネットサイトでソニー製品を購入した際に付与されるポイントを使って1キロワット時単位で購入できるそうです。これは、通常のエネルギーと自然エネルギーによる発電コストの差額分を払うことで自然エネルギーを使ったとみなす「グリーン電力証書」を子会社のソニースタイル・ジャパンが日本自然エネルギー(株)からまとめて購入し、分割する形を取ります。自然エネルギー発電事業者は、地域の電力会社に倍電していますので、個人は、自宅で使った電力のうち「グリーン電力証書」に書かれているキロワット時分は自然エネルギーを使ったということになります。これまで企業しか買えなかった「グリーン電力証明書」を個人でも買えるようになり、環境配慮に貢献したという満足感が得られます。12/3のブログで述べましたように、現在、電力会社の自然エネルギーの購入枠は供給量の1.35%ですから、自然エネルギー発電の妨げになっています。多くの市民が「グリーン電力証書」を購入するようになると、自然エネルギー発電事業者は実質的にこの枠を超えて売電できることになり、自然エネルギーの普及が進むと思われます。ソニーとしても自社の製品に「環境付加価値」をつけて販売する形となり、消費者の環境意識が高まれば、自社の製品が売れることになり、売上向上につながるとみているのでしょう。

 自然エネルギーによる発電コストを電力会社だけが負担するのではなく、電力を利用する企業や市民が間接的に分担して負担する形となり、負担が集中しなくなります。このことで、自然エネルギー発電の比率が高まると嬉しいですね。

|

« CO2削減に"規制"は必要か | トップページ | 家電リサイクル 不適切処理相次ぐ »

エネルギー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513205/40923961

この記事へのトラックバック一覧です: グリーン電力、個人に販売:

« CO2削減に"規制"は必要か | トップページ | 家電リサイクル 不適切処理相次ぐ »