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住宅用蓄電池で家庭からのCO2削減

 今朝の日経新聞に、「シャープ、大和ハウス、大日本印刷、住宅用蓄電池で提携」という記事が掲載されていました。

 太陽光発電は発電中にCO2を発生させない利点がある半面、昼間しか発電できず、蓄電能力がないため、1日の平均的な電力使用量(約12kw時)の1/4程度をまかなう程度で、補助的電源としての活用にとどまっています。シャープ、大和ハウス、大日本印刷の3社は、18kw時分を蓄積できる電池を開発する計画といいます。太陽光発電と併用すれば、昼におこした電気を夜にも使えるようになります。家庭の太陽光発電の容量拡大にもつながり、主力電源に置き換えることも可能と考えられています。蓄電池としてはリチウムイオン電池を使う予定で、自動車用バッテリーで主流の鉛電池と比べ、同じ重量で2倍以上の電力を蓄積できるといいます。

 シャープは太陽光発電装置の拡販につながると考え、大和ハウスは省エネ技術で住宅の付加価値向上を狙い、大日本印刷はリチウムイオン電池の電極材料の加工技術を提供することで、シャープとの取引関係を強化する狙いがあるといいます。

 家庭用電力は国内の電力需要の3割を占め、2006年度に家庭が排出したCO2は1億6600万トンと国内の温暖化ガス排出量の約12%を占めています。住宅用蓄電池開発が太陽光発電の普及促進につながり、家庭でのCO2削減につながることを期待したいものです。

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コメント

新聞の見出しを見たとき、シャープ・大和ハウス⇒太陽光発電はすぐにイメージできましたが、「大日本印刷」はすぐにはつながりませんでした。
そういえば、大日本印刷は新規事業の開拓に積極的と聞いたことがありました。

ここでも、さらにリチウムの需要が増えそうですね。

投稿: inoino | 2008年2月28日 (木) 00時05分

>inoinoさん
 大日本印刷は、電気自動車用のリチウムイオン電池の量産についても大和ハウス、エネサーブと組んで進めているようですね。

投稿: 高野 | 2008年2月28日 (木) 22時00分

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