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ITで省エネ走行後押し

 今朝の日経新聞に、「渋滞解消ITで後押し-経産省、省エネ車開発も」という記事が掲載されていました。

 経産省は道路の渋滞解消や自動車の省エネ走行を促すために、官民共同でITを活用した新技術の開発に着手するといいます。経産省は自動車や電機、通信メーカーなどで設立する研究チームに開発を委託し、年間10億円ほどを投じるそうです。

 交通量に応じて色を変える時期を判断する次世代信号機は、通信機能を持つカーナビなどを搭載した自動車が発信する無線データを利用して実現するそうです。次世代信号機がその無線データをキャッチし、交差点を通過する車の台数や速度などのデータを収集し、その情報を下流の交差点の信号に次々と伝え、その道路全体で信号が赤に変わる時期を自動的に調整する仕組みとなります。平均時速が1キロ上がると、自動車の燃費が1%向上すると試算しています。

 自動的に燃費の良い運転方法で走行するシステムは、専用の車載カメラや地図情報などにより道路の勾配など走行環境を把握して、アクセルやブレーキ、ギアチェンジなどの操作を補う仕組みです。渋滞を避けて走行できるようハンドル操作を助ける技術も開発するとしています。最終的には高速道路の専用レーンなどで数台のトラックが一定間隔で隊列走行できる技術も開発する見通しだそうです。

 経産省の試算では、人間の能力による省エネ走行では19%の燃費改善が限界だが、自動運転技術なら35%以上燃費が改善し、隊列走行では41%まで改善効率が高まるとしています。

 次世代信号機は5年後を目処に、自動運転技術は2030年を目標に開発をする計画だそうです。ITが車の燃費改善にどこまで寄与できるのか、今後の技術開発を見守りたいものです。

 

 

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