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運動で血糖値下げCO2も削減

 今朝の日経新聞の「医師の目」というコラムに、「血糖値下げCO2も削減」という記事が掲載されていました。

 運動はインスリンの作用を強めて血糖値を下げます。東京都済生会中央病院副院長の渥美義仁氏は、「健康のためにジムに行くのでお先に失礼します。」となかなか言えない人のために、運動療法を優先できる方法として、運動で消費するエネルギーを電気に変えてCO2削減に貢献することを提案されています。

 「自転車に似たエルゴメーターなら、ペダルを回して自転車のライトを点灯するように発電できます。ジムなら発電した電気をポイントで還元するということも出来るかもしれません。東京マラソンも膨大な人間の運動エネルギーの消費です。ランニングシューズに発電装置をつけるか、各ジムのエルゴメーターを結んだ発電競争にしてはどうでしょう。」

 確かに、個人の健康志向が社会貢献に結びつけば、ジムに行くのも、「ちょっとCO2削減に行ってきます。」と、堂々と言えるかもしれません。糖尿病の運動療法も、自身の健康づくりと社会貢献、さらに電気代の節約と、一石三鳥になればモチベーションも上がるでしょう。

 渥美先生は発電効率のいい器具の開発を、と呼びかけておられますが、振動発電の研究や実用化実験は既に行われているようです。東京駅でその実験は行われました。「発電床」というものを開発し、乗降客の多い東京駅の通路に設置して発電量を測定したということです。「発電床」の原理は、音楽用のスピーカー(あるいはマイク)と同じ原理で、スピーカーとは逆に乗客が床を踏む振動から電力を取り出すというものです。いわゆる圧電素子を使った発電装置のことです。

 この振動発電については、2/3にTBSの「夢の扉」という番組の中で、紹介されていました。簡単にまとめてみると、以下のようになります。
①発案者:慶応大学大学院生 速水浩平さん(26歳)
②実験  
 1.人が歩く振動で発電を東京駅で1月19日から実験(100Wの電球を80分間発電する計算)     
 2.走行する自動車の振動で発電してイルミネーションを点灯(12月14日、首都高速道路中央環状線の荒川に架かる五色桜大橋で、橋を走行する自動車の振動エネルギーを利用してイルミネーションをともす実験を実施)
 3.ボタンを押す振動で発電、電池不要のリモコン(試作中)

 振動は日常の至る所で発生していますから、この振動発電の発電効率が高まれば、人間の運動だけでなく、日常の様々な運動エネルギーを電気に変えることで、CO2削減に大きく貢献できるかもしれませんね。今後の研究開発に期待したいものです。

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