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植物廃材でバイオエタノール量産

 今朝の日経新聞に、「ガソリン代替のバイオエタノール ホンダ、植物廃材で量産」という記事が掲載されていました。

 ホンダと地球環境産業技術研究機構(RITE)はガソリン代替燃料のバイオエタノールを低コストで量産できる技術を開発したと発表しました。ホンダとRITEが開発した生産技術は、雑草や稲わらの繊維質をすべて1回の処理でエタノールに変えることができるそうです。繊維質の種類ごとに処理する従来方式に比べて生産効率が上がり、稲わら1kgから約400ミリリットルのエタノールが作れます。

 実用化に向け、植物を分解して糖にする技術を持つ米ジェネンコア・インターナショナルと協力し、石油精製会社や商社に参加を呼びかけ、年内にも本田技研の本社敷地内に年産125~250キロリットル規模の実証プラントを建設する予定だそうです。量産技術を確立した後、特許を国内外の企業に販売し、2010年を目処に植物廃材が豊富な東南アジアや北米などで量産プラントの稼働を目指すとしています。北米で年産20万キロリットルの設備を建設した場合、生産コストは1リットル当たり30円程度と試算しており、食糧を原料にしたエタノールの輸入価格(同30~40円程度)と同等かそれ以下になると見ているそうです。

 計画通り低コストで植物廃材からのエタノール量産が実現できたら、食糧との競合も解消される可能性がありますね。食糧以外の植物で作るバイオエタノールの実用化研究は、海外でも行われています。日本が先陣を切って実現してほしいですね。

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