« 生産性を上げれば省エネも進む | トップページ | 清流古座川のアユが危ない »

バイオガソリン原料、日本で量産

 今朝の日経新聞に、「バイオガソリン原料、量産-来年末から新日石、国内初」という記事が掲載されていました。

 新日本石油は2009年末から自動車燃料となるバイオガソリン原料を国内で初めて量産すると発表しました。同社子会社の根岸製油所(横浜市)に年産10万キロリットルの設備を造るとのことです。規格外の国産小麦などから製造したバイオ燃料を北海道から調達するそうです。北海道では、北海道農業協同組合中央会と焼酎大手のオエノンホールディングスが、出荷できない規格外の小麦やコメ、テンサイを原料として、それぞれ2009年度から15000キロリットルのバイオエタノールを製造します。バイオガソリンはバイオエタノールの石油ガスを合成した「ETBE」を、ガソリンに混合して作ります。

 現在、ETBEは石油元売りが共同でブラジルなどから100%輸入しています。一部を国内生産にすることで、遠方からの購入による輸送コストとCO2排出量を低減しようというわけです。

 国産のバイオエタノールは、北海道だけでなく、沖縄でも取り組まれています。沖縄本島の北部にある伊江島では、サトウキビから「砂糖とエタノール」を同時に作る試みがなされています。しかし、まだまだ量が少なく、輸入に頼らざるを得ないのが実態のようです。木質系(セルロース系)資源からのバイオエタノール製造技術が実用化してくれば、国内生産量もある程度有意な量にまで積み上がるのではないかと期待されています。

 食料と競合しない形で国産のバイオエタノールが量産できることを期待したいですね。

にほんブログ村 環境ブログへ

|

« 生産性を上げれば省エネも進む | トップページ | 清流古座川のアユが危ない »

エネルギー」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
日本はアホですよねぇ、アメリカでは安価なブラジル産のバイオエタノールに関税をかけて、輸入にブロックかけてるのに。

結局、どこの国でも目当てはエネルギーの国産化なので、中東からブラジルにシフトしただけの日本のやり方は、アホ丸出しじゃないかと思いますね。
エタノールを普及させたいだけなら、それでもかまいませんが、欧米に比して圧倒的に低いエネルギー自給率の日本がそれでいいとは、とても思えないわけで。

ブッシュみたいに強烈に推し進めればいいと思いますが、無理でしょうね。
このままでは、EV車の方が普及は早いですよね。

投稿: たー坊 | 2008年6月 7日 (土) 22時17分

>たー坊さん
 コメントありがとうございます。
そうですね。日本のエネルギー自給率は4%と極端に低いですから、大問題ですよね。日本には海洋や温泉(地熱)など自然エネルギーに関してはいろいろ利用できるものがあるわけですから、バイオ燃料に限らず、積極的に開発してほしいですね。

投稿: 高野 | 2008年6月 8日 (日) 10時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513205/41025310

この記事へのトラックバック一覧です: バイオガソリン原料、日本で量産:

« 生産性を上げれば省エネも進む | トップページ | 清流古座川のアユが危ない »