« 商品にCO2排出量表示の動き | トップページ | 「排出枠」付きエコ商品続々 »

家電の待機電力ゼロに

 昨日の日経新聞に、「家電の待機電力ゼロに-ローム、LSI開発」という記事が掲載されていました。

 ロームは電子機器の心臓部となるLSIで、機器を使用していない時でも必要な「待機電力」をゼロにする製品を開発したと発表しました。世界で初めて機器の電源を切ってもデータが残る回路を実用化し、1年後を目処に量産を始めるとしています。

 待機電力は、家電などを使っていない時でも、様々な機能を保持するために必要な電力で、たとえばDVDレコーダでは予約録画の設定保存、テレビではリモコン操作に備えたりしています。家庭で待機電力が大きいのは給湯器やパソコン、インターホンなどです。

 代表的な半導体であるLSIでは、CPUで演算したデータは機器の電源を切ると消えてしまいます。そのためCPUに微量の電力を流し続けてデータを保存する必要があり、これが待機電力に当たります。ロームはデータの基となる「電荷」を蓄えられる素子を組み込み、電源を切ってもデータが消えないようにしました。新型LSIを搭載すれば、待機電力をゼロに出来るということです。機器使用中もCPUで演算していない部分の電力が不要となり、LSIの消費電力は70%以上削減できるそうです。

 オフィスや工場では、待機電力の大きい複写機やパソコンなどの利用が多いので、省エネ効果はさらに膨らむと予想されています。

 我が家でもエアコンや洗濯機などは使用しない時はブレーカーを落としたり、電源を抜いたりしていますが、AV機器やパソコンなどは出来ていません。電源プラグを抜かなくても待機電力をゼロに出来るとなれば家庭でのCO2削減にかなり効果があると思います。ただ、既存の機器を買い替えなければならないでしょうから、普及するのに時間がかかるでしょうね。既存の機器にはめ込むことで待機電力ゼロになるような機器ができればいいですが、難しいでしょうね。

にほんブログ村 環境ブログへ

|

« 商品にCO2排出量表示の動き | トップページ | 「排出枠」付きエコ商品続々 »

省エネ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513205/41142664

この記事へのトラックバック一覧です: 家電の待機電力ゼロに:

» ロームLSI、家電の待機電力ゼロに [虚心坦懐:中小企業診断士:JOJO~永井 貴之]
これは画期的製品です。~日本経済新聞 2008年5月8日 企業総合面~ 家電製品 [続きを読む]

受信: 2008年5月10日 (土) 10時08分

« 商品にCO2排出量表示の動き | トップページ | 「排出枠」付きエコ商品続々 »