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空気電池、電気自動車の本命になるか

 今朝の日経新聞に、「空気電池、リチウムしのぐ容量-トヨタ、電気自動車の本命に」という記事が掲載されていました。

 空気電池は負極に亜鉛などを使い、空気中の酸素と反応させることで電子が生まれ、それを電気として取り出します。可燃性の液体は不要で、燃えやすい液体を使うリチウムイオン電池のような発火事故を起こす恐れはありません。また、リチウムイオン電池に比べて、同じ大きさの電池なら5倍以上の電気を蓄えることができるといいます。しかし、大型化すると性能が落ちてしまう欠点があるため、現時点で空気電池で製品化されているのは補聴器やポケットベル向けのボタン電池だけです。東芝電池などが開発しています。性能が向上すれば用途が広がるとして海外ではすでに、電動フォークリフトの蓄電池に使う試みが進んでいるそうです。

 トヨタ自動車はリチウムイオン電池の性能を上回る次世代電池の候補として空気電池を位置づけ、開発に乗り出しました。6月に専門の電池研究部を立ち上げ、京都大学で先端電池の研究を手がける西尾晃治・特定教授と研究を進める考えとのことです。電気自動車が普及するには、充電池の性能向上が欠かせません。

 経済産業省の研究会は「電池の性能が現在の7倍、コストは1/40に下げる必要がある」という普及条件を掲げています。研究が進めば空気電池が電気自動車を普及する主役に躍り出るかもしれません。

 空気電池は正極として空気中の酸素を使う、画期的な省資源タイプであり、発火の恐れもない極めて環境性能の高い電池といえます。今後の性能向上に期待したいですね。

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