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三菱化学、植物樹脂を量産

 今朝の日経新聞に、「三菱化学、植物樹脂を量産-『脱原油依存』進める」という記事が掲載されていました。

 三菱化学は植物を使った合成樹脂の量産に乗り出すとのことです。土中で分解する「生分解性プラスチック」を従来は原油由来のナフサ(粗製ガソリン)から生産していましたが、原料の約6割を占めるコハク酸をイモなどの糖分から作る方式に変更するといいます。2010年度を目処に生産能力1万㌧の設備を新設し、量産技術を確立し、2015年度にも汎用樹脂並みの年10万㌧規模に拡大させるそうです。残る約4割の原料も植物転換し、稲わらなど非食料の活用を目指しています。

 三井化学は、シンガポールの政府系研究所など国内外11社・機関と連携して、木材や稲わらから合成樹脂を生産する技術の開発に着手しました。木材1トンから基礎原料エタノールを300~400㍑作るのが目標、2015年度にも量産に踏み切るといいます。

 植物樹脂は米カーギルと帝人の合弁会社がトウモロコシなどを原料にアメリカで年7万㌧の商業生産をしていますが、価格や強度などで課題がありました。しかし、環境規制が強まる中、欧州を中心に潜在需要が大きいと見られています。

 植物由来の生分解性プラスチックは値段が高いので、量産はもう少し先と思っていましたが、昨今の原油高で価格差が縮まり、十分需要が見込めると素材メーカーは見込んだようですね。原油高は我々の生活を直撃していますが、環境には好影響を与える結果となっています。この機会にあらゆる方面で「脱・原油依存」を進めてほしいものです。

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