印刷工程のCO2計測サービス
今朝の日経新聞に、「印刷工程CO2計測サービス」という記事が掲載されていました。
印刷会社のディグ(東京・中央)とソフト開発のトーク(東京・新宿)が、印刷工程の製造工程で排出されるCO2を計測するサービスを共同で始めると発表したそうです。
工場内にある印刷機ごとの材料投入量や消費電力を1分単位で調べて、印刷された商品別の正確な排出量を把握できるようにするといいます。新サービスは、CO2排出量算定ソフトを開発するトークのノウハウを組み合わせて提供されるとのことです。
カーボンフットプリント制度が来年にもスタートするとの機運が高まっていますので、CO2排出量を算出するサービスもこれから増えていくかもしれません。しかしまるごとこれらのサービスにお願いするのではなく、自らやってみることが重要です。CO2排出量などの製品の一生涯における環境負荷を算出する手法をライフサイクルアセスメント(LCA)と言いますが、実際にやってみることによってその有効性と現時点での限界も知ることができると思います。
ところで、印刷業界では、最近「水なし印刷」というのが注目されています。VOC(揮発性有機化合物)が出ないというメリットがあるほか、CO2排出量削減にも寄与します。水そのものからCO2は排出されませんが、使える水を手に入れるには浄化、送水の作業がかかります。さらに印刷工程では湿し水を循環冷却していますが、その残留液は産廃処理にかけなければなりません。ということで水を使うということは多くのCO2を排出していることになるのです。
「水なし印刷」は品質面でも優位性があるそうで、使う側としてもこれから注目していきたいですね。
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コメント
初めまして、こんばんは。
環境問題、印刷業界が一番取り組まなくてはいけないことだと思います。
色んな部分で、環境に対しての取り組みが出来る分野だと自分は思っています。
また、度々、訪問させてください。印刷業界代表と言ってしまうと大げさですが、少しでも‘環境’というテーマと向き合っていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: takutomi | 2008年10月30日 (木) 21時03分
初めてコメントします。ご指摘のとおり、CO2を計測しても減らす技術がないとどうにもなりませんね。LCAはあくまでそうした技術(対案)を評価するものです。これからの発展に期待☆
投稿: OZ | 2008年10月31日 (金) 23時35分
>takutomiさん
コメントありがとうございます。どうぞいつでも訪問してください。環境のこと、一緒に考えていきましょう。
投稿: 高野 | 2008年11月 1日 (土) 00時43分
>OZさん
コメントありがとうございます。「CO2排出量を減らすためには、まず排出量知ることから」始めないといけませんね。その意味でCO2の計測は大事です。でも業者に丸投げしないで、教えを請いながらでいいですから自分で計測してみることが必要ですね。
投稿: 高野 | 2008年11月 1日 (土) 00時49分
高野さん。そうですね。こうした企業の一歩、一歩の努力がまずは必要ですね。
投稿: OZ | 2008年11月 1日 (土) 20時25分