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携帯電話向け燃料電池モジュール

 「日経ものづくり」11月号に、「携帯機器向け燃料電池モジュール、東芝が2008年度中に製品化へ」という記事が掲載されていました。

 東芝は、2008年度中(2009年3月まで)にダイレクト・メタノール方式の小型燃料電池(DMFC)を製品化すると発表したそうです。東芝が、「燃料電池の搭載によって、携帯電話機の使い方に変化を起こせる」としています。最近の携帯電話機にはカメラが付いているのはほぼ当たり前になった上、テレビ(ワンセグ映像)、フルブラウザによるWebサイト閲覧など、電力消費量が多い機能を持つ機種が増えています。道案内など、インターネットへの常時接続を前提としたアプリケーションもあります。携帯電話機ユーザーの平均電力消費量が大幅に上昇しています。しかし、現在のリチウムイオン2次電池のエネルギー密度がそれに追いついていないため、多くのユーザーは電池切れを気にして使用時間を自己規制していると、東芝は分析しています。燃料電池を搭載していれば、電池切れを気にせずにこれらのアプリケーションを使えるというわけです。

 東芝は、容器から携帯電話機にメタノールを注入するタイプを採用しています。メタノールの入ったカートリッジを携帯電話機の注入口に差し込み、押し出して注入する形になります。液漏れを防ぐための機構(バルブ)が付いているといいます。

 ユーザーは携帯電話と同時にメタノールの入った燃料カートリッジをカバンに入れて持ち歩くということになるんですよね。これって危なくないんですかねぇ。それに原理から考えると発電する際に水素と酸素が反応して水ができますが、微量なので水蒸気になって出て行くそうですが、携帯電話から湯気のように出て行くとおかしいですね。ポケットが湿ったりすると困りますよね。メーカーはきっと対応を考えているとは思いますが、いろいろ疑問が浮かびますね。

 そもそも、電力消費量の多いアプリケーションをいっぱい搭載すること自体が問題のような気がします。消費電力を抑えるアプリケーションを開発すべきでしょう。さらに言えばユーザー自身が便利さを求め過ぎているのかもしれません。家庭ではこまめに電気を消すなど省エネに努めている方も多いと思いますが、携帯機器だって同じですよね。省エネに取り組むべきでしょう。

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