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にがり使った土中で分解する包装用品

 今朝の日経新聞に、「包装用品、土中で分解-赤穂化成、にがり使い開発」という記事が掲載されていました。

 にがりや塩の生産を手がける赤穂化成(兵庫県赤穂市)が京都大学や兵庫県立工業技術センターと共同で、生分解性の素材を使った包装用パッケージを開発したそうです。卵を入れるケースや食品トレーなどに使用でき、土に埋めると数ヶ月後に分解するとのことです。

 デンプンに塩化マグネシウムを加えたフィルムに耐水性を高める膜を張った素材を使います。塩化マグネシウムは豆腐の生産に使うにがりです。塩化マグネシウムをデンプンに加えると加工しやすくなり、透明度も高まるといいます。ただ水に溶ける欠点があるため、ポリ乳酸でフィルムの表裏に皮膜を作り、湿気に耐えるように改造したといいます。現時点ではシートの生産コストが1㎡あたり1,000円と通常のシートより割高ですが、量産すれば1/2~1/3にコストダウンできるといいます。

 生分解性プラスチックが注目を集めていますが、にがりという自社の既存製品をうまく応用した好例だと思います。量産化が進み、石化原料を使わず自然環境に負担が少ないこうした包装用品が主流となる時代が早く来ることを期待したいですね。もちろん包装用品そのものを削減することがもっと大事ですが...。

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