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LED照明で野菜工場

 今朝の日経新聞に、「技あり中堅・中小企業-LED照明で野菜工場」という記事が掲載されていました。

 京都にシーシーエス(CCS)というLEDを使った照明装置の専業メーカーがあります。この会社は、個々の検査対象や目的に応じ照明をカスタマイズする独自の事業モデルで半導体製造や自動車、食品、薬品など広範囲の業界で顧客を開拓してきました。今では製品検査の撮影機用LEDで国内トップメーカーです。CCSは製造現場での実績を生かし、LED照明を使った野菜工場を造る新規事業に力を入れているそうです。

 CCSは2008年12月に野菜の生産工場を運営するフェアリーエンジェル(京都市)を連結子会社化しました。蛍光灯の代わりに、耐久性が高いうえに熱も出ないLED照明に切り替え、野菜を屋内で効率的に栽培できるプラントを作りました。

 LEDそのものの開発は大手電気メーカーの領域かもしれませんが、LEDの用途開発や特定の用途に特化した製品開発、あるいはその販売事業という分野には中堅・中小企業が展開できるビジネスが多く眠っているように思います。これまで本業で取引している店舗や工場、事業所にLEDによる省エネを提案するのもいいでしょう。石油が高騰していた時期にLED照明による漁船の話題がニュースになっていましたが、今回の農業分野での用途開発もなかなかおもしろいですね。一次産業には環境ビジネスのネタが多く存在すると思われます。工業分野で培われた技術やノウハウを一次産業に応用する新たなビジネスの登場にこれからも注目していきたいものです。

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コメント

野菜工場は、まだまだ路地物、ハウス栽培にはたちうちできません。最大の原因は光、夏の太陽10万ルクス冬の太陽5万ルクス明るい蛍光灯で2000ルクスLEDはほぼ蛍光灯と同じくらいと思います。(高高度LEDを使用して光不足の分を近づけることで解消しようとすると熱で野菜焼けをしてしまう)路地物は年2回ですが、季節ごとの野菜を作れば何度で野菜を作れます。またハウス栽培は野菜工場と同じくらい生産できます。野菜、書いて字のごとくです。どちらが本当の野菜かはいわずと知れたでしょう。ただし野菜工場は苗を育てる環境としては、一番優れているといわれています。野菜作りでは、苗半生といって苗の出来が野菜の出来に大きく関わっているそうです。人間と同じですね。

投稿: nyanko | 2010年1月 9日 (土) 15時28分

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