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用途広がる光触媒

 今朝の日経新聞に、「光触媒 室内向け製品化-内装材・家電などに用途広げる」という記事が掲載されていました。

 素材メーカーが、室内でも使える光触媒を相次いで製品化するそうです。昭和タイタニウムがパナソニック電工、東京大学と共同して室内向けの光触媒の量産技術を確立した件は既にこのブログでもご紹介しました。パナソニック電工の実装住宅で実証実験を始めており、2012年に実用化するそうです。それに続いて、いくつかの企業が製品化をしています。

 住友化学は北海道大学の阿部竜准教授と共同で、蛍光灯やLEDなどの室内光でも機能する光触媒を開発しています。酸化タングステンに白金を乗せた素材で、従来の1/10の100-200ルックスでも機能するそうです。9月にもサンプル出荷を始めるといいます。

 東芝マテリアルは、室内でも有害ガスなどを分解できる光触媒を開発しました。塗料メーカー100社以上にサンプル提供を始め、早ければ2009年中にも製品化するとしています。ハウスダストの原因となるアセトアルデヒドなどの分解性能は室内照明で従来の30倍以上、大腸菌を対象とした抗菌作用は50倍以上になるといいます。

 室内でも様々な効果があるとすれば、内装だけでなく家電や家具にも塗布されるようになり、用途拡大とともに市場規模も拡大しそうですね。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は室内向けに用途は広がれば2020年代には約3兆円の市場に成長すると試算しているそうです。

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