« 量子ドット型太陽電池 | トップページ | CO2を減らす製鉄法 »

電気自動車普及への足音

 今朝の日経新聞に、「走り出した電気自動車-新エネ社会、風景がらり」という記事が掲載されていました。

 沖縄で、県内で走るレンタカー14,000台のレンタカーを電気自動車に切り替えようという計画が動きだそうとしているそうです。200kmに満たない連続走行距離は電気自動車の弱点ですが、本島でも面積が約1200平方キロメートルの沖縄なら問題はなく、観光の目玉にもなるというわけです。地場企業や県からの出資を募り、充電スタンドを設置・管理する新会社を来年にも設立する計画とのことです。これは「グリーンニューディール沖縄プロジェクト」の企画の骨格だそうです。

 トステム住宅研究所(東京・江東区)が4月に発売した「アイフルホーム」の電気自動車対応住宅は、屋根の太陽電池で発電した電力をガレージの電気自動車に供給できるようになっています。「近い将来、車から電力を取り出す技術も生まれ、太陽電池と割安な夜間電力を組み合わせて、車の燃料代と家の光熱費を現在の1/10まで下げることができる」と開発部は言います。

 電気自動車が普及すると。ガソリンスタンドにとっては厳しい状況になります。仮に充電インフラを設置しても、電気代は満タンでも500円程度で、しかも充電に15~30分かかるため客の回転率も低下してしまいます。新たな生き残り策の検討が必要でしょう。電気自動車はガソリン車を前提にした産業構造や街の風景を大きく変えてしまいます。

 観光客の多くがレンタカーを利用する沖縄で、レンタカーを電気自動車に替えるという計画はグッドアイデアですね。沖縄を訪れた観光客が本土に戻っても、電気自動車が欲しくなるのではないでしょうか。これから各地でいろいろな取り組みが始まろうとしていて、いよいよ電気自動車普及への足音が聞こえてきた気がします。あっという間に世の中が変わってしまうかもしれません。ガソリン車の部品を製造している中小企業も産業構造の変換に乗り遅れないように早めに準備をすることが必要でしょう。

|

« 量子ドット型太陽電池 | トップページ | CO2を減らす製鉄法 »

環境配慮型製品」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513205/45744527

この記事へのトラックバック一覧です: 電気自動車普及への足音:

« 量子ドット型太陽電池 | トップページ | CO2を減らす製鉄法 »