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エネルギーマネジメントの国際規格化(ISO50001)

 日経エコロジー9月号に、「エネルギーマネジメントの新国際規格、日本は省エネ法との整合を強調へ」という記事が掲載されていました。

 エネルギーマネジメントに関するISO国際規格を開発するためにプロジェクト委員会(PC242)が設立されたのは2008年2月。そして初会合が2008年9月8~10日に米国ワシントンDCで開催されました。

 ISO 50001は、工場、商業施設、あるいは組織全体におけるエネルギーマネジメントのフレームワークを定めるものです。国内のあらゆる経済セクターに広く適用できるISO 50001規格は、世界のエネルギー使用量の約60%に影響を与えるものと見込まれています。

 規格の構成はISO9000に配慮しつつ、概ねISO14001をベースにしたつくりで検討されているとのことです。今後、プロジェクト委員会は早急に規格開発を進め、2010年末までにISO 50001の発行準備を整えることとしています。

 日本から策定作業の事務局として参画している財団法人エネルギー総合工学研究所によりますと、日本としては、ISO50001をできるだけ省エネ法に近づけたいとしています。そうすれば日本にとって取り組み易いし、省エネを売り物にしている企業は他国との比較優位を保つことができるというわけです。

 この規格を取得すれば「省エネが進んでいる」という客観的な評価を得ることになるため、取引先の選別や社会的信用の面でも大きな影響を与える可能性があります。その意味でも日本の省エネ法と近くなれば、先行して取り組んでいる日本にとっては大きなビジネスチャンスになる可能性があります。「また新規格か」と多少うんざりする面もあるかと思いますが、注目する必要がありますね。

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