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すぐそこまで来ている電気自動車革命

 先ほど、NHKの「自動車革命 スモールハンドレッド 小さな挑戦者たち」という番組を見ました。

 そこでは、中国の農村部で電気自動車を作っている姿が映し出されていました。極端に言えば、電気自動車は電池にモーターをつないで車輪を付ければ出来てしまうというのです。部品点数はガソリンエンジン車のおよそ1/10。組立も簡単です。またガソリンエンジン車のように熱を持たないので車体を鉄で作る必要がありません。プラスチックでいいのです。軽く作ることができます。中国にこのような電気自動車造りを手がける何百もの小さな挑戦者たちが次々と誕生しているのだそうです。しかも中国にはリチウムイオン電池を作るのに必要なリチウムやレアアースといった資源が豊富にあります。スモールハンドレッドの中から既存の自動車メーカーの仲間入りを果たそうとする自動車メーカーも現れてきました。中国のBYD社の電気自動車を試乗した日産の技術系トップの副社長は、予想以上の仕上がりと感じたといいます。静かでスムーズな加速など、電気自動車が共通に持っているいい面は持っているといいます。BYD社は14年前に農家出身の技術者が設立した会社で、6年前に国営の自動車会社を買収し、自動車製造に乗り出したばかりの会社です。

 アメリカ西海岸のシリコンバレーでも、これまで自動車造りに縁のなかった人たちが続々と電気自動車メーカーを設立しているといいます。この勢いだと数年のうちに自動車はガソリン車から電気自動車に取って代わるかもしれません。日本では電気自動車はまだ高価というイメージですが、中国の様子を見ているとあっという間に低価格になっていく予感がします。そうなれば加速度的に普及するでしょう。ガソリン車の自動車メーカーを頂点とする自動車関連産業は大きな転換を迫られることになります。日本の自動車産業がその転換に素早く対応できるのか、正念場はもうすぐそこまで来ていると言っていいでしょう。

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