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カーボンオフセット付きレジ袋

 今朝の日経新聞に、「排出枠付きレジ袋-双日子会社 スーパー向けに」という記事が掲載されていました。

 双日子会社の双日プラネットがカーボンオフセット付きのレジ袋の販売を始めたそうです。カーボンオフセットというのは、自分が排出する温室効果ガスのうち、どうしても削減できない量の全部あるいは一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。商品の製造、販売、使用、廃棄などの一生におけるCO2排出量を計算し、それを削減・吸収プロジェクトのクレジットを購入することで埋め合わせした商品が、オフセット付き商品ということになります。今回のオフセット付きレジ袋の価格は1枚2.5円。通常のレジ袋より0.5円高い価格です。クレジット購入費用の一部を価格に上乗せしているのでしょう。

 レジ袋にオフセットを付けるということには違和感を感じます。通常カーボンオフセット付き商品は、それを買えば削減・吸収プロジェクトに資金が回り、それを支援することになりますから、地球温暖化防止に貢献できます。つまり購入することが奨励されるのです。しかし、レジ袋の場合は化石燃料の使用を抑制する意味でなるべく使わない方がいいはずです。使用を奨励できない。そのようなものにオフセットを付けて意味があるのだろうかと考えてしまいます。万一使用しなければならない場合は通常のレジ袋よりオフセット付きのレジ袋を貰う方がいいということなんでしょうが、奨められないレジ袋にいくら環境付加価値をつけてもやっぱり奨められないと思うのです。

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