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日本の水処理技術、汚水も海水も飲み水に

 1/7(木)の日経新聞朝刊に、「アジアに仕掛ける高性能膜、11億人を潤せ」という記事が掲載されていました。

 シンガポール沿岸部にある「チャンギ・ニューウオータープラント」では下排水などの汚水を飲み水に再生しているそうです。そこで使われている技術は、東レ製の浸透圧よりも大きな圧力で汚水を押し出すことで異物を取り除く逆浸透膜(RO膜)です。

 北京で有名な高アルコール度数の濁り酒「紅星」の工場では、日東電工のRO膜で水道水をろ過し、酒の仕込みに使っているそうです。天津では、2009年7月に日東電工のRO膜を利用した海水淡水化プラントが稼動しています。

 大阪市水道局と関経連、東洋エンジニアリング、パナソニック環境エンジニアリング(大阪府吹田市)の4者は共同で、水質悪化や水不足が深刻化しているホーチミン市の国営水道会社の水道トータルシステムを診断し、浄化技術や漏水を防ぐ技術などのノウハウを供与するそうです。かつては、「まずい水」の代名詞だった大阪市の水が、オゾンや活性炭の利用で水質が改善し、ペットボトル入りの水道水「ほんまや」を販売しています。

 世界の渇水地域は中国、中央アジア、中東、アフリカなどに広がり、飲料水が十分に得られない人は11億人ともいわれています。また食料生産にも水は欠かせません。人間が生きていくのに欠かせない水。地球温暖化でヒマラヤの氷河が溶け出し、渇水が懸念されている中国では、水の再生利用は極めて重要です。こうしたアジアで日本の水処理技術が貢献できるのは嬉しいことですね。環境ビジネスの視点からも大きな市場になります。単品技術だけではなく、美味しい水を届けるシステムとして日本の企業や自治体に頑張ってほしいものです。

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