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太陽光発電付き住宅の排出枠

 今朝の日経新聞に、「ミサワ、個人から取得-太陽光発電付き住宅の排出枠」という記事が掲載されていました。

 ミサワは同住宅の購入者を組織化し、会員世帯で発電した電力のうち、売電分を除いた電力量を把握。標準的なシステムでは1世帯で年間1㌧ほどの排出枠が生まれると試算しています。それをとりまとめて、中小企業などの省エネ支援の見返りに排出枠を得る「国内クレジット制度」を活用して認証を受け買い取るということです。買い取り価格は欧州の取引価格を基に1㌧1,500円程度を想定しており、取得した排出枠は取引市場の整備が国内で進めば売却し、得た資金は植林や環境教育などに使うとしています。

 政府は住宅への太陽光発電の普及目標として2020年度に約530万戸(2005年の約20倍)を掲げていますので、ミサワホームの試算通りに1戸が年間1㌧の排出枠を生み出せば総計530万㌧と、自動車業界の年間CO2排出量(2008年度553万㌧)に匹敵する規模になるといいます。

 国内クレジット制度は企業が対象と思っていましたが、太陽光発電に限るとはいえ一般消費者個人の活動で排出枠が生まれ、それが売れるとなると、家庭部門のCO2削減への大きなインセンティブになるかもしれませんね。

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