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進むバイオ燃料の研究

 今朝の日経新聞に、「バイオ燃料、日米で共同研究」という記事が掲載されていました

 日米両政府はバイオ燃料の新しい生産法などの共同研究を始めることで合意したそうです。海洋中の藻類の働きを使い、燃料を効率的に作り出す方法などを研究するそうです。

 企業も既に研究を始めています。株式会社地球快適化インスティティュートは、藻類を利用してCO2からアルコールを効率よく生産する研究開発をカリフォルニア大学の研究者に委託しています。藻類から油を生産する場合、栽培地の単位面積当たりの収量は、トウモロコシの約700倍に達する潜在性を秘めていることが最近わかってきたそうです。

 ユーグレナ(ミトコンドリア)を使ったバイオ燃料についての研究も進められています。株式会社ユーグレナは、2005年に世界で初めてユーグレナを屋外で大量培養し、機能食品の原料として販売しています。ユーグレナの特徴はCO2が高濃度に含まれる環境下でも生育することで、昨年6月には培養槽に火力発電所の排ガスを送り込んで、成長を促進させています。将来的には火力発電所から出るCO2を原料として使いつつ、バイオ燃料を製造したいとしています。実際、新日本石油、日立プラントテクノロジー、ユーグレナ社の3社で、ユーグレナを原料としたバイオジェット燃料の製造についての研究開発がスタートしようとしています。

 藻類のエネルギー利用だけでなく、藻場再生による漁業の再生も含め、今、藻が注目されています。今後も、食物と競合しない形でのバイオ燃料の研究に期待したいですね。

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