生物多様性保護をITで
今朝の日経新聞に、「IT水田」にトキを」という記事が掲載されていました。
NECとNPO法人「アサザ基金」は、茨城県石岡市で2004年に約4000㎡の田んぼを再生したそうです。もともと荒地だった場所で、年間約2000本の日本酒を醸造できる酒米を育てたうえ、ニホンアカガエルの産卵場所になったとのことです。
NECの田んぼづくりの狙いは、社員の環境意識の向上と、ITを活用した田んぼづくりの研究だそうです。田んぼの端ではNECが開発した温度や湿度、日射量を10分ごとに測定するシステムが試験運用されています。害虫の大量発生の予測や生態系の調査に役立てるといいます。
農業へのIT活用は以前にもこのブログで紹介しましたが、年に1回の収穫でしか経験できない田んぼづくりだからこそ、勘に頼る田んぼづくりから科学的な分析に基づく田んぼづくりが重要なのかもしれません。それに加えて田んぼが生物多様性の保護に重要な役割を果たすとなれば、環境保全へのIT活用の事例ともなります。ひょっとすると古来の田んぼづくりの有効性を科学的に証明できるのかもしれません。このプロジェクトの成果に期待したいものです。
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