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ミドリムシでCO2削減

 録画していたDVDから10/24に放送された「夢の扉」という番組を見ました。番組タイトルは「ミドリムシの秘めた力で地球を救いたい」

 中学生の理科の教科書に出てくる単細胞動物ミドリムシは、体内に葉緑素を持ち、光合成をする動物です。べん毛で動き回ることができます。植物的性質と動物的性質を持っているため、非常に多くの栄養素を持っています。生態系の底辺に位置し、ミジンコなどのプランクトンの餌になります。どこにでもいるのですが、直ぐに菌が寄ってきて食べられてしまうので、大量に培養することが困難とされてきました。

 ところが、最近このミドリムシ(学名:ユーグレナ)の大量培養に成功した会社が現れました。株式会社ユーグレナ。社長の出雲充さんは、元東大生。在学中にミドリムシの培養の研究をしていました。ミドリムシ以外の生物が嫌がるような酸性の液体を作れば、ミドリムシを培養できると考え研究を重ねましたが、時間切れで断念し、銀行に就職するのですが、勤務中にもミドリムシのことが頭を離れず、1年で銀行を退職し、株式会社ユーグレナを設立されました。研究を重ね、ついにミドリムシの大量培養に成功しました。

 この会社では、ミドリムシを粉末にしてサプリメントや機能食品を開発しました。また、火力発電から出る高濃度のCO2を含むガスをミドリムシに吸収させ、培養させることにも成功しました。さらに実証実験を計画しています。さらにミドリムシからバイオ燃料を作ることにもチャレンジされています。ミドリムシには多くの種類があり、まだまだ多くの秘めた力があると考えられています。

 この番組を見て、本当に感動しました。生物の力はすごい。我々人間は生物の一員で、多くの生物の力を借りて生きているのです。生物の秘めたる力を引き出し有効に使うことが重要であるとともに、生物を守っていくことが人間の役割なんだと。名古屋で開かれていた第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)は名古屋議定書を採択して閉幕しましたが、生物多様性について、これからも関心を持って見ていきたいと思います。

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