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町工場の電気自動車開発現場を訪問

 昨日は、大阪府守口市にある淀川製作所を訪問してきました。ここは、以前このブログでも紹介させていただきました和風電気自動車を開発された会社です。

 この日は三重県・桑名市商店街連合会青年部の皆さんが工場見学に訪れていました。私の方で、青年部の皆さんに淀川製作所を紹介したのがキッカケでこの見学会が実現しましたので、ご一緒させていただいた次第です。

 常に挑戦を続ける小倉庸敬社長の熱い語りに、改めて感動を覚えました。印象に残ったのが、「和風電気自動車で中小企業の誇りを作りたかった。販売は後からついてくる。」という言葉です。一見プロダクトアウトのようなマイナスイメージに聞こえてしまうかもしれませんが、この言葉の中には、「下請け企業だから営業力がない。だから自社製品なんて作っても売れるわけがないと諦めてしまうのではなく、自社の強みを活かしてこれから需要が伸びると思われる分野でチャレンジすれば、世間は必ず評価してくれる。」という気持ちが込められているのだと思います。核となる自社の強みを活かせば、足らない部分は他社から補うこともできます。まず、やれるという自信をもつことが大事です。

 もう一つ印象に残ったのが、「電気自動車は地域資源で造ればいい。」ということばです。「たまたま淀川製作所は板金屋やったからフレームを鉄で作ったけど、木材屋だったら木で作ったらいい。」というのです。電気自動車の構造は簡単。荒っぽい言い方をすれば、シャーシにモーターを乗せて車輪をつけて電池をつないだら動くわけで、ボディを中心に周辺部分はその地域の特産品を活用してもいいわけです。造りやすさを優先させてしまうと画一的なものになり、それでは大手自動車メーカーに勝てません。デザインを重視してその地域にしかできない電気自動車を造る。そうすれば電気自動車で町おこしができる。そんな思いを社長は伝えたかったんだと思います。桑名市商店街連合会青年部の皆さんに、自分達の電気自動車を造ってみたらいいと盛んにアドバイスされていました。「電気自動車を地域資源で造る」という発想は私にとっても新鮮でした。

 この日はテレビ大阪が来られていて、この見学会を取材されていました。MEGURUの開発が完了したのが2010年3月末ですから、もう10ヶ月近くが経過しています。それでもテレビ取材を始め、マスコミの取材や講演依頼は絶えないといいます。たくさんの元気をいただいた一日でした。

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コメント

EVで有名な淀川製作所ですね。桑名の青年部も熱心ですねえ。

投稿: 水谷哲也 | 2011年1月19日 (水) 08時27分

昨年の7月に桑名で「今がチャンス!環境ビジネスで売上アップ」というテーマで講演させていただいた際に、桑名市商店街連合会青年部様より、「大阪への研修旅行を企画しており、環境ビジネスに取り組んでいる中小企業を紹介してほしい。」との依頼を受け、小倉社長の著書を読んで感動した私は、淀川製作所様を紹介させていただきました。そんなご縁です。この模様がテレビ大阪で放映されるのはいつでしょうねぇ~。

投稿: 高野 | 2011年1月19日 (水) 22時26分

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