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2012年1月

地中熱による工場節電

 今朝の日経新聞に、「地中熱使い工場節電」という記事が掲載されていました。大日本印刷が、工場の節電策として地中の熱を活用する実証試験を始めたということです。

 富士通も、長野工場で、クリーンルームなどの空調用温水設備に「地中熱」を利用するシステムを導入すると発表しています。

 さらに、この地中熱を上手く利用している地下工場もあります。ヤマザキマザックの工場がその一例です。

 東電の平均17%の事業者向け電気料金の値上げ発表で、事業者としては節電対策を急がなければなりません。地中熱利用に注目が集まるのも頷けますね。

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風レンズ風車

 1/15に放送された「夢の扉」で「レンズ風車の洋上風力発電」という番組を録画で見ました。

 「風のスペシャリスト」と呼ばれる九州大学教授の大屋裕二さんが考案した「風レンズ風車」が紹介されていました。「風レンズ風車」は、羽根の周りにリング状のカバーを付けたもので、それによって風の渦を発生させ、局所的に気圧を下げることで、風車に当たる風速が増すというしかけです。風はカバーの狭い方から広い方に流れ、普通の風車に比べて2~3倍の発電量が期待できるといいます。番組では、風レンズ風車2基を六角形の浮体の上に取り付け海に浮かべて発電する実験を放映していました。

 すごいですね。洋上の風なら年間通じて安定した発電が期待できそうですね。この浮体式洋上風力発電は、風力のみならず、太陽光発電、潮力発電、波力発電を含めた洋上の発電所をつくる構想で進んでいるそうです。早く実用化されることを期待したいです。

 ちなみに小型の「風レンズ風車」は既に実用化されているようです。

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人工光合成

 1/8の日経新聞朝刊に、「光合成まね『太陽光資源』-水素や化学原料、実用急ぐ」という記事が掲載されていました。

 植物の光合成は、水と二酸化炭素に太陽光の光エネルギーを使って水を分解する「明反応」とそれらの素材からブドウ糖や酸素を作り出す「暗反応」とで成り立っています。人工光合成において、「明反応」の部分は光触媒に光を当てて水を分解し、水素を製造する方法が研究されています。当初紫外線を当てないと反応しませんでしたが、2000年以降、可視光に反応するタイプが出てきています。一方「暗反応」の部分はなかなか成果が見られなかったのですが、2011年にトヨタ自動車グループの研究所で、半導体表面に「金属錯体」と呼ばれる特殊な化合物を重ねた新しい光触媒を反応容器内に収め、水とCO2と太陽光だけでギ酸を合成することに成功したそうです。

 水素の製造は、自動車燃料や燃料電池の発電への道につながりますし、化学原料の製造は、エネルギーをガスや液体に変えて貯蔵・運搬できる道につながります。CO2を吸収して酸素を吐き出せれば温暖化対策にもなります。いずれも日本の研究が最先端だそうです。夢が広がりますね。

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