環境教育

環境問題を楽しく学べるカードゲーム

 大日本印刷が学生の起業を支援して設立した合同会社、マイアース・プロジェクトが、環境問題を遊びながら学べるトレーディングカードゲームの初心者向けバージョンを発売しました。

 マイアースは、動物や昆虫など「生き物」カードを使う地球を守る側と、山火事や水枯れなどの「温暖化」カードを使用する地球を破壊する側に分かれて対戦し、遊びを通して環境問題を学ぶゲームです。食物連鎖や温暖化の要因となる現象を考えながらカードを組み合わせることで、生態系や地球環境への影響を体験できる仕組みになっています。

 ゲームを楽しみながら、どういうことをしたら地球環境や生態系にどんな影響を与えることになるのかということが自然にわかるようにできているようで、なかなか面白そうですね。

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3R検定

 3R検定という検定を皆さんはご存知でしょうか。3RというのはReduce(廃棄物の発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)のことです。持続可能な社会をつくるためには、限りある資源をより効果的に使用しなければなりません。そのための活動が3Rです。3R検定は3R活動を広く普及させるために生まれました。

 昨年(2009年)1月に第1回3R検定試験が行われました。そして今年(2010年)1月に第2回3R検定試験が行われました。私はたまたま昨年秋に神戸で開かれた生物多様性に関するイベントに参加した時に3R検定のことを知り、今年1月の第2回3R検定試験を受験しました。第2回3R検定試験の合格ラインは100点満点で65点。80点以上は"3Rリーダー"、65点~79点は"3Rリーダーのたまご"に認定されます。私はかろうじて"3Rリーダーのたまご"に認定されました。エコ検定に類似した部分はありますが、3Rについてはより深い知識が求められます。

 昨日、第2回3R検定合格者ミーティングが、京都にある京エコロジーセンターで開催されました。合格者の端くれとして参加してきました。第2回3R検定試験の正答率の低かった問題の解説や合格者が今後活躍するためのガイダンス、参加者の交流などが行われました。単に合格して終わりというのではなく、フォローアップのためのしかけがあるというのが多くの他の検定試験とは違うと感じました。3Rは思った以上に奥が深いと感じました。これからもより深い知識を身につけたいと思っています。そして3Rを自身で実践するだけでなく、多くの方に普及させる必要性を感じました。そして最終的には社会システムの変革につなげていきたいものです。

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環境資格取得を義務化する企業が出現

 今朝の日経新聞に「環境資格の取得、全社員に義務化」という記事が掲載されていました。

 オフィス用品を販売する富士通コワーコ(東京・港)は役員を含む全社員約270人に環境資格の取得を義務付けたそうです。取引先の環境意識の高まりを受けて、営業員らの「環境感度」を高め、グリーン購入の提案など販売促進につなげたいとしています。

 富士通コワーコが義務付けた環境資格は、東京商工会議所などが実施する環境社会検定試験(エコ検定)です。エコ検定合格者にはエコ・クリエーターという社内資格を付与し、個人の評価の織り込むそうです。

 エコ検定には私も合格していますが、環境問題を知る第一歩として基本的な知識を学ぶには非常にいい検定試験だと思います。環境問題というのは非常に幅が広いものですし、我々の生活に密接に関係しています。エコ検定をきっかけに、より深く環境問題を学びたい、そして活動してみたいという気持ちになればさらに深く学んでいけばいいと思います。幅広く基礎的なことを学ぶことによって、純粋に心の底から環境問題を何とかしたい、次世代の子供達に美しい地球を残すために自分は何ができるのだろうか、そのために少しでも貢献したい、そんな気持ちになります。環境問題に取り組むことによって利益に貢献できるのかというビジネスの視点も大事ですが、今我々の住む地球を救えるかということを純粋に考えることはそれ以上に大事です。そうした心構えで環境問題と接することが、結果としてステークホルダーの共感を呼び、ビジネスとしても成功するんだろうと思います。

 エコ検定合格者は"エコピープル"と呼ばれます。合格してそれで終わりではなくそこから様々な活動を行っていくことが大事です。それを支援するサイトもあります。エコピープルが連携して活動することで社会の大きなうねりとなって持続可能な社会が実現することを期待したいですね。

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広がるか、中国での環境教育

 今朝の日経新聞に、「環境守ろう、先生は日本」という記事が掲載されていました。

 中国で、各地の小学校で環境教育活動をしている「環境友好公益協会」会長の李力さんの活動が紹介されていました。
 中国政府の調査によると、森林伐採や急速な開発を背景に中国全土の2割近くが砂漠化しており、大気汚染や河川の水質汚濁も深刻だそうです。北京では分別してあるゴミすら一緒に回収されるのが実情で、意識や取り組みの遅れが目立つようです。
 高校で生物の教師をしていた李さんが、環境保護の世界に足を踏み入れる転機になったのは、諏訪哲郎(学習院大)教授ら日本の専門家との出会いだったといいます。中国の少数民族を研究するため雲南省を度々訪れていた諏訪教授は、「開発至上主義の森林伐採で土地が荒れる。市民に自然を守る意識を持ってもらわないと」と、1996年から中国で環境教育に取り組み始めたそうです。日常生活でゴミをどう減らすかという授業を受けた李さんにとって、自然体験やゲームを通じて環境の大切さを学ぶ手法は新鮮で、大変感銘を受けたそうです。

 最近、中国では李さんを始め、環境に取り組むNGOが少しずつ増えているそうです。日本にとって中国の環境問題は対岸の火事ではありません。中国の砂漠化が進めば毎春日本にやってくる黄砂の量が増えます。さらに悪いことに中国沿岸部の排煙に含まれる有害物質を乗せて日本にやってきます。日本は、環境技術を移転するだけでなく、中国人の環境意識を高めることにも手助けをしていかなければならないと思います。李さんは、「北京オリンピックは環境保護を訴え、活動を広げる好機。」といいます。日本もそうですが、中国でも市民の環境意識がもっと高まることを期待したいものです。

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