グリーン物流

リヤカー付き電動自転車

 日経エコロジー2月号に、「ヤマト運輸-自動車はできる限り使わない」という記事が掲載されていました。

 ヤマト運輸では、宅配便の配達に住宅密集地ではトラックに代わり、電動アシスト自転車や台車が活躍しているといいます。現在1日の集配稼働の約15%を台車や自転車が占めるそうです。

 今、ヤマト運輸が新しい集配手段として、都市部を中心に導入に取り組んでいるのが、リヤカー付き電動自転車「新スリーター」です。自転車や台車であれば、駐車違反の心配も少なく、クルマの運転ほど緊張せず、渋滞からも開放されます。もちろん排ガスや騒音もなし。CO2削減にもなるし、コスト削減にもなります。しかもお客様とのコミュニケーション向上にもつながっているといいます。結構積めるのでいいことずくめですね。

 市街地や住宅密集地域に、台車や自転車を主力とした集配拠点「サテライトセンター」を設けていくそうで、2012年までに全国で累計1000店にする計画だそうです。

 リヤカーというのは昔、時々見かけたものでした。特に農家の多い田舎ではたくさんありました。それが自動車の普及ですっかり見かけなくなりました。それがこんどは宅配用として街中を走るという形で復活してきたんですね。私はもう1年半ほどクルマの無い生活をしているのですが、不便を感じるのは買い物です。自転車で買い物に行くのですが、大きなものを買った場合は配達を頼むか、軽トラを借りて運ぶしか方法がありません。リヤカーがあったらいいなと思ったりします。最近自転車の利用者も増加傾向ですから、おしゃれなリヤカーがあったら意外に売れるかもしれませんね。

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共同配送によるモーダルシフトで物流のCO2とコストを削減

 昨日の日経新聞に、「パナソニック、異業種と物流連携」という記事が掲載されていました。

 パナソニックは、住友電工と共同で、鉄道とトラックを組み合わせた定期便の運営を宇都宮市-大阪市間でスタートさせました。パナソニックが所有する大型コンテナを活用し、宇都宮の液晶テレビ工場から大阪の物流拠点までトラックと鉄道で運びます。その後、空になったコンテナを使い、住友電工の大阪工場から宇都宮の電線工場まで逆ルートで電線用材料を配送するといいます。住友電工の倉庫から取引先などにトラックで製品を届ける地域配送網の共同利用も検討するそうです。パナソニックは他の異業種企業とも交渉に入っており、東京都と大阪府を結ぶ定期コンテナ便を共同運営する方向で調整を進めているといいます。

 パナソニックは500kmを超える長距離輸送の鉄道比率を早期に15%(2007年度の2倍)に引き上げ、物流に伴うCO2排出量を2010年度に2006年度比で5%以上削減する計画だといいます。ただ、トラックに比べて鉄道の輸送費は割高なケースもあり、共同配送により配送効率を高めコストを圧縮したいというわけです。

 異業種と組むことによってCO2とコストの両方を削減するという環境と経営の両立を狙った好例ですね。このような様々な連携が課題解決の切り札になるような気がします。このような事例が幅広い業種で広がることを期待したいですね。

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